シラザン50のデメリットについて

シラザン50は比較的デメリットのすくないコーティングだと思っていますが、デメリットをあげるとしたらこちらの3つです。
- シラザン50の施工は天候に大きく影響を受ける
- シラザン50施工後も定期的なメンテナンスは必要
- 施工は簡単だけどコーティングを失敗する恐れもある
この章ではこれらのデメリットを少し詳しく紹介していきます。
シラザン50の施工を失敗しないために注意すべきポイントは記事後半で紹介するので、スキップしたい方は以下のボタンをクリックしてください。
シラザン50の施工は天候に大きく影響を受ける
シラザン50の効果時間は表面硬化まで約2時間、完全硬化には約1ヶ月の時間が必要です。
どんなに最低でも施工後2時間以内は、水濡れはもちろん花粉・黄砂などの飛散もないほうが好ましいです。
屋内ガレージでシラザン50を施工できる人は少ないでしょうから、天候の影響を受けやすい点はデメリットとして受け取っています。
シラザン50施工後も定期的なメンテナンスは必要
シラザン50の耐久性は3年といわれていますが、ボディの撥水性やツヤを維持するには定期的なメンテナンスが必要です。
ガラスコーティング施工後は基本的に水洗いだけでキレイになりますが、水洗いでは落ちない油膜や砂埃などでボディ表面に小傷がついたりしてくるとメンテナンス剤の出番です。
愛車をピカピカに維持したいなら必要経費ではありますが、ランニングコストがかかるということでデメリットとして扱っています。
メンテナンス剤はガラスには施工できない
シラザン50専用メンテナンス剤はガラス面には施工できません。
施工から半年以上経ってもガラス面の撥水性はしっかり残っているので基本的には心配はいらないと思いますが、撥水性が落ちてきた場合はシラザン50の重ね塗りか、別途で撥水コーティングをする必要があります。
メンテナンス剤と撥水復活剤が別々になっている
洗車に必要なシャンプーなど、車をキレイに維持するにはランニングコストがかかるのは当然なのですが・・・
シラザン50のメンテナンス剤は、表面に犠牲皮膜を作りツヤを復活してくれますが、撥水性を復活させるには別途で撥水復活剤を購入しなければなりません。(しかも地味に高い)
ここは個人的にかなりのデメリットに感じていますが、こちらのサイトで紹介されているながら洗車BASEを使ってからメンテナンス剤を使用すると撥水性も復活したのでおすすめです。


施工は簡単だけどコーティングを失敗する恐れもある
シラザン50の施工はスプレーして拭きあげるだけなので非常に簡単ですが、さきほど紹介した天候の影響をうけてコーティングの層がうまく形成されないなど失敗のリスクもあります。
ショップでのコーティングであれば補償がある場合もありますが、シラザンの施工はDIYなので自己責任となります。
施工に失敗した場合、コーティングを剥がしてからシラザン50を再施工するなどの手間がかかってしまうので、あまり聞かない事例ではありますがデメリットとしてあげています。
一般的なガラスコーティングとデメリットを比較
- DIY施工は難しい
- 業者に頼むとかなり高額
- 施工数時間(半日)ほどかかる
- コーティング業者の当たり外れがある
- 施工後にもメンテナンスをした方がいい
- 安価なガラス系コーティングは使わない方がいい
- 天候の影響が大きい
- 定期的なメンテナンスは必要
- コーティング失敗の恐れもある
この章ではオートバックスなどで売っているガラス系コーティングやショップでの施工など、一般的なガラスコーティングで考えられるデメリットとシラザン50を比較していきます。
オートバックスなどで売っているガラス系コーティング

シラザン50公式サイトでも注意喚起されていますが、安価な
「ガラス系コーティング剤」とシラザン50は別物です。
カンタンに言えばコーティングの密度が違うので、ガラス系コーティング剤は隙間から汚れが入ってイオンデポジットができやすくなってしまうなど、デメリットが大きいです。
詳しくはシラザン50の公式サイトを見てください。


ショップでガラスコーティングを頼むと

シラザン50と同じ3年耐久のガラスコーティングを検索してみたところ、キャンペーン価格で約40,000円でした。
もちろんプロにお任せでクオリティは保証されますが、作業時間と施工料金がかなりかかるのがデメリットですね。
シラザン50はDIYなので技術料がかからないのは当然ですが、下地処理から施工後のメンテナンスまでおこなえるシラザン50パーフェクトセットでも23,850円〜となっています。
また受注生産の最高級シラザン50ダイヤモンドでも44,000円なので、コスパを考えると大きな差が出てきます。

シラザン50の施工を失敗しないためのポイント
- 天気予報を見て施工をする
- 気温が低いときは硬化しにくいので避ける
- 花粉や黄砂が舞いやすい季節は施工を避ける
- なくてもOKだけどこだわるなら下地処理もしっかり